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Shining Rhapsody

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小説

355話 事後処理13

355話 事後処理13 355話 事後処理13 「お2人共、そこまでです!」 「・・・リノア?」 「リノア・・・さん?」 「私達も学園都市に向かいますから!」 「「っ!?」」 突然の宣告に、ルークとティナが揃って息を呑む。2人が驚いたのは、リノア達が付いて来る…

354話 事後処理12

354話 事後処理12 354話 事後処理12 自分達を放って言い争うルークとティナに、戸惑いを隠せないリノア達。唯一冷静なのはリリエルだった。そんなリリエルにリノアが助けを求める。 「リリエルさん!どうすれば良いのでしょう!?」 「う〜ん、放っておけば…

353話 事後処理11

353話 事後処理11 353話 事後処理11 リノア達の件が一先ず片付き、ルークは今後の動きを確認する。 「それじゃあ、ティナはオレと一緒に学園都市へ向かうとして・・・リノア達はどうする?」 「どうする、とは?」 「一旦城へ帰るか、スフィア達の居る獣王国…

352話 事後処理10

352話 事後処理10 352話 事後処理10 何とも言えない表情のルークが待っていると、ログハウスから出て来たリノア達が揃って駆け寄る。 「お待たせしました!ティナさんもいらしてたんですね?」 「えぇ。あまり時間がありませんから」 「時間、ですか?」 「…

351話 事後処理9

351話 事後処理9 351話 事後処理9 ルークは返答に窮する男性から視線を外し、残った者達を順番に観察して行く。すると牽制する形で先に観察していたティナが声を掛けた。 「ルーク、この方達は・・・」 「オッサンの集まりだな」 「・・・・・」 どういう訳…

350話 事後処理8

350話 事後処理8 350話 事後処理8 自分の見た物がしっかりと伝わっていない。そう思ったルークは、ティナに詳しく説明を行う。 「事前に渡しておいたログハウスを出してたし、結界もきちんと設置してた。リノア達の姿は見えなかったから、ちゃんと立て籠もっ…

349話 事後処理7

349話 事後処理7 349話 事後処理7 ティナを地下通路に残し、ルークは学園都市の外へと転移した。何れは訪れた事の無い場所にも転移出来るようになるのかもしれないが、今はまだ違う。理由は不明だが、転移出来るのは一度訪れた場所に限定される。 地下通路の…

348話 事後処理6

348話 事後処理6 348話 事後処理6 ティナの助言により、順調に罠を回避してペースを上げたルーク達。途中で待ち伏せしていた刺客も巻き込んでいる為、一切の無駄が無い。だが変わったのはルークの魔法だけではない。いつの間にか、ティナが先頭を突き進んで…

347話 事後処理5

347話 事後処理5 347話 事後処理5 ティナのお陰で気掛かりが1つ消え、表情が大分明るくなったルーク。そんな彼とは対象的に、ティナの表情はあまり優れない。何故なら会話をした分だけ時間を費やしたからだ。 「ルーク、すみませんが少し急いで頂けますか?…

346話 事後処理4

346話 事後処理4 346話 事後処理4 「気になる点、ですか?」 「あぁ、道中の敵が使ってた武器なんだけど、なんかしっくり来なくてさ・・・」 「しっくり来ない?それは不自然な点があると言う事ですか?」 「不自然と言うか、何だろうな・・・見慣れてない…

345話 事後処理3

345話 事後処理3 345話 事後処理3 時折飛び出す槍や矢を危なげなく躱しながら、ティナは地下通路を急いでいた。慎重に進むルークとは異なり、その速度は少々大胆なようにも見える。だが彼女はかなりの安全マージンをとっている。その理由は、度々現れる岐路…

344話 事後処理2

344話 事後処理2 344話 事後処理2 スフィア達留守番組を獣王国へと送り届けたティナは、次いでナディア達討伐組を学園都市に送り届ける。そしてそのままルークの居るだろうミーニッツ共和国の王都へ向かおうとしたのだが、奇妙な光景に目を奪われ立ち止まる…

343話 事後処理1

343話 事後処理1 343話 事後処理1 ルークが学園都市で穴を掘る少し前。慌ただしく出撃準備を進めるエリド村に動きがあった。戦力にならないスフィアが戦支度を眺めていると、背後から声が掛けられたのだ。 「ただいま戻りました」 「ティナさん!と・・・ミ…

342話 侵攻30

342話 侵攻30 342話 侵攻30 ルークは一切の躊躇もなく、次々と貴族と思しき者達の首を刎ねて行く。自らが発した言葉通り、誰の声にも耳を貸さず。命乞いにも、罵声にも顔色1つ変える事なく。そんな悪魔の如き所業もやがて、最後の1人を残すところとなる。 「…

341話 侵攻29

341話 侵攻29 341話 侵攻29 自分が駆り出される事は防いだが、それが1日続くかはわからない。だからこそルークは予定を繰り上げる事にした。防壁が破壊され、騒然とする王都を駆け抜け王城を目指す。 (まだ結構王都に残ってる者が居るんだな・・・まぁ勧告は…

340話 侵攻28

340話 侵攻28 340話 侵攻28 自身の全力を確認し、満足そうに頷くルーク。とは言っても、彼の表情に笑みは無い。何故なら正確な比較対象が無く、それがどの程度の物なのかを測りかねていたのだ。故にその感想はと言うと―― 「まぁこんなもん・・・なのか?考え…

339話 侵攻27

339話 侵攻27 339話 侵攻27 ルークは自身の魔力に関する確認を終え、次いで神力の確認へと移行する。普段は魔力のみを使っているとあって、神力については保有量すら正確に把握していない。何となくこれ位、という感覚でしかないのだ。 おまけに、力を封じて…

338話 侵攻26

338話 侵攻26 338話 侵攻26 宣言通りに5割の魔力を放出し、ルークは上空を眺める。だが特に変化が見られなかった事で、魔力を一気に高めて行く。 「・・・60・・・80・・・100%」 たったの数秒で全開に達し、再度上空へと視線を移す。だがまたしても変化は…

337話 侵攻25

337話 侵攻25 337話 侵攻25 一先ずの答えを導き出し、ルークは王城へと視線を向ける。敵兵を殲滅したのだから、次は王城である。邪魔する者はほぼ居ないだろう。住民や冒険者が立ちはだかる可能性はあるが、それも極一部のはず。普通は単独で軍を滅ぼすよう…

336話 侵攻24

336話 侵攻24 336話 侵攻24 思わぬ展開だったのはルークに限っての事ではない。王城から事態を見守る者達も同様であった。 「今のは一体・・・」 「な、何が起こった・・・」 「魔法、ではないのか・・・」 ルーク以外の全員が倒れ伏す光景に唖然とする国王…

335話 侵攻23

335話 侵攻23 335話 侵攻23 幾ら無防備だったとは言え、鍛え抜かれた人間の頭部のみを蹴り飛ばす。そんな芸当を目の当たりにしても、3人は到底信じられない。一体どれ程の力があれば、そんな事が出来るのだろう。そう思わずにはいられない。だからこそ、彼ら…

334話 侵攻22

334話 侵攻22 334話 侵攻22 見ていられないような演技を続ける大根役者。彼は演技をしながら考え込んでいた。そんな事だから下手な演技に拍車が掛かるのだが、この場にそれを気にする者が居ないのは救いだったのだろう。考え事に集中するあまり、顔まで変に…

333話 侵攻21

333話 侵攻21 333話 侵攻21 遠距離からの投擲か、乗り込んでの蹂躙か。悩み続ける事十数秒――先に動いたのは敵兵だった。 「っ!?ぜ、全軍突撃!!」 「「「「「うぉぉぉ!」」」」」 指揮官の号令と共に全兵士が一斉に駆け出す。想定外の事態に驚いたルーク…

332話 侵攻20

332話 侵攻20 332話 侵攻20 ティナ達が学園長から情報を引き出そうとしている頃。ミーニッツ共和国の王都へと侵攻していたルークは、攻略法を模索していた。無論考えるだけではなく、同時に行動も起こしている。 「他の属性魔法や魔弾を撃っても効果無し。つ…

331話 侵攻19

331話 侵攻19 331話 侵攻19 視線で制止されたように感じたカレンが問い掛ける。 「止められた気がしたのですが、私の勘違いでしょうか?」 「いいえ、勘違いではありませんよ。」 「では・・・どういうつもりです?」 一刻も早く情報を伝えなければルークが…

330話 侵攻18

330話 侵攻18 330話 侵攻18 一方その頃―― 政務に励むスフィアの手が止まる。今日は訓練する雰囲気ではなかった為、全員が地下室へと集合していたのだが――何人かがスフィアの様子に気付いて顔を向けた。 「・・・学園長。昨晩、学園都市が魔物の襲撃に遭った…

329話 侵攻17

329話 侵攻17 329話 侵攻17 翌朝、ルークの姿はエリド村にあった。朝食を終えて一息ついた頃という、少し遅い時間帯。本日の政務が滞るのはマズイという体で、書類がある程度揃うのを待ち全て持参した格好だ。 「――と言う訳で、スフィアには此処で執務をして…

328話 侵攻16

328話 侵攻16 328話 侵攻16 自重はしないと宣言したものの、考えなしに知識を広めるのは別問題。万が一異世界転移組が文明テロを起こしたとしても、それは面倒を見ているシルフィ達の責任。彼女達が何とかするだろうと思うしかなく、ルークに出来るのはこの…

327話 侵攻15

327話 侵攻15 327話 侵攻15 賑やかな晩餐が終わり、一息ついた所でルークが疑問に思っていた事を口にする。 「それで、カレンがオレを夕食に誘った本当の理由は?」 「え?」 「単にみんなで食事を摂ろうと思ったから、ってだけじゃないよな?」 「・・・そ…

326話 侵攻14

326話 侵攻14 326話 侵攻14 ティナから普段のニコニコ微笑む表情が消えた事で、全員が固唾を呑む。視線を集めたティナは、逸していた視線をカレン達へと戻す。 「・・・対応策を相談する前に、済ませておかなければならない事があります。」 「えぇ、時間が…