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Shining Rhapsody

オリジナル小説の投稿がメインです

2020-02-01から1ヶ月間の記事一覧

276話 ケロちゃん?

276話 ケロちゃん? 276話 ケロちゃん? みんながシフォンケーキをに舌鼓を打っている間、シュウはひたすら夜の仕込みを行っていた。こういう時間を使わなければ、とてもではないがユキが料理を平らげるスピードに間に合わないのだ。だがそれを苦痛だとは思…

275話 おやつ

275話 おやつ 275話 おやつ 翌朝。朝食を摂り、一休みしてから出発したシュウ達。全ての魔物を狩るつもりなら、全員で手分けした方が早い。しかしシュウ達は然程バラける事なく進んでいた。それは当然ユキを警戒しての事。 「しかし凄えな・・・」 「えぇ。…

274話 存在理由

274話 存在理由 274話 存在理由 ユキと合流した事で急ぐ意味を失くし、ペースを落とした一行。落としたと言うよりは、落とさざるを得なかった。 真っ先に挙げられる理由がユキの狩り。虱潰しに魔物を探すのだから、当然時間が掛かる。まぁこれに関しては、人…

273話 シュウの仮説

273話 シュウの仮説 273話 シュウの仮説 作戦会議を終え、警戒しながら出発した一行。警戒とは言うものの、その対象は当然ユキである。そもそもユキが現れたのはシュウ達の先、25階層だ。即ち、25階層の魔物は狩り尽くされている事を意味する。他に警戒する…

272話 SSS級クエスト14

272話 SSS級クエスト14 272話 SSS級クエスト14 シュウとユキが密談から戻ると、既に昼食の後片付けは終わっていた。ナディア達を労おうと考えたシュウだったが、ユキが先に向かった事で行き先を変える。 「みんな、ちょっといいか?」 シュウが呼び掛けた意…

271話 踏み止まるべき一線3

271話 踏み止まるべき一線3 271話 踏み止まるべき一線3 暫くの間、空を見上げていたユキ。心の整理がついたのだろう。顔を下げてシュウへと向き直る。 「そう言えば、日本刀は見られても大丈夫なの?」 「ん?あぁ、単純な造りの物は大丈夫だと思う。それに…

270話 踏み止まるべき一線2

270話 踏み止まるべき一線2 270話 踏み止まるべき一線2 振り向きざまにシュウから放たれた弾丸だが、ユキを狙ってのものではない。事実、ユキの顔から20センチ右側に逸れていた。態々反応せずとも良かったのである。しかしユキは反応してみせた。厳密には手…

269話 踏み止まるべき一線1

269話 踏み止まるべき一線1 269話 踏み止まるべき一線1 かなり予想外ではあったが、何とかユキと合流したシュウ達はホッと胸を撫で下ろし・・・てはいなかった。 「お、おかしいのじゃ・・・」 「あの体の何処に入ってるんだよ・・・」 「20までは数えたので…

268話 合流

268話 合流 268話 合流 魔拳の基本と応用を披露し、用は済んだとばかりに移動を再開するシュウ達。本来の予定であれば、アースによる偵察が済んでからのはずであった。しかし見渡す限りに広がる墓場に、その必要性を感じなかったのである。 進む程に強まる腐…

267話 魔力操作の先5

267話 魔力操作の先5 267話 魔力操作の先5 朝食を済ませ、一気に16階層へと進んだシュウ達。彼らが立ち止まったのは、アースに斥候を任せる為だけでは無かった。 「墓場ね・・・。」 「墓場じゃな・・・。」 眼前いっぱいに広がるのは、不規則に並んだ墓。と…